こんにちは。
先月、体外受精の採卵をしました。
体外受精にはいくつか段階があります。
まず女性の身体から卵子を取り出します。採卵と呼ばれます。
同時に男性は精子を。
卵子と精子はそれぞれ手を施されたのち培養されて受精卵に。受精卵は細胞分裂をして胚(はい)と呼ばれるかたちになります。
その胚を女性の身体に戻し、妊娠を待ちます。
第一子の時はなかなか体外受精に踏み切れずに頑張ってタイミング法で行っていて、そろそろ2年経ちそうだし体外受精に…と思っていたら妊娠しました。
第二子も2年間タイミング法で頑張りましたが・・・なかなか授からずそろそろ限界かな、と思っています。
ドクターもこれだけジャストなタイミングで続けているのにダメなら体外受精の方が効果的だろうと思っていらっしゃいます。
私も来年は40歳になりますのでそろそろ自分の体力も考えて体外受精に踏み切りました。
私が通っている医療機関では採卵時に麻酔をかけることができ、局所麻酔(意識はあります)か静脈麻酔(意識はない状態です)を選べます。
私は体外受精を経験している友人から、採卵は痛みを伴うと聞いていたので迷わず静脈麻酔を選びました。
採卵の日を迎えるまで卵子をしっかり育てるため連日注射を打ったり、採卵の前々日の夜9時には排卵させるための注射を打ちに行ったりと、なかなかハードスケジュールでした。
なかでも前々日の夜9時に注射を打ちに行く、というのはわが家には難しかったです。
よっこいさんは連日夜遅くまでお仕事。私が子どもを連れて夜9時に病院へ行くこともできますが息子のことを考えるとそれは現実的には厳しいです。
結局はよっこいさん帰ってきてもらうことができたので、ほっとしました。
私がお風呂と寝かしつけまでを行い、よっこいさんが帰宅してバトンタッチという流れでした。
採卵当日、朝8時半に病院入り。
内診や持参した精子を預けて処理してもらったり、血圧を定期的に測ったりしました。
前日夜から水分と食事は断っています。点滴を打ちその時を待ちます。
程なくして手術室へ。心電図を取り付けました。
いつものドクターといつものナースさん、そして麻酔を打ってくださったもう一人のドクター、培養士さんのご紹介があり「最高の状態で卵を預かります、安心してください」といったことを声かけてもらってドキドキが少し収まって。で、静脈麻酔でもう記憶がありません(笑)
目覚める少し前、たぶん「〇〇さーん」とナースさんが起こしてくれる段階だと思うのですが、子宮が痛くて「あぁ、静脈麻酔選んでよかった」と思いました(笑)
しばらくは血圧を測りながら横になって休みました。2時間だったかな?終わるころにはお茶菓子を出していただいて、飲んで食べてから帰りました。
先日も少し触れましたが採卵の結果、5つの卵子を採ることが出来ました。
そして、5つのうち受精卵になったものが2つ。
さらに細胞分裂して胚にまでなったものは1つだけでした。
これは統計からみたら少ない結果となってしまって、ちょっと残念ではありました。
採卵は11月末に行いました。
卵巣がちょっとお疲れ気味なので、その周期の生理と、12月の生理がくる周期までは体外受精はお休み。
私の1つだけの胚は冷凍保存中!令和2年になった1月に解凍して子宮に戻す予定です。
第1子がいる状態で、託児がない医療機関での不妊治療はいろいろと大変ではあります。
不妊で悩む患者さまに息子の姿を見せる訳にはいきません。
私の通っているところは産婦人科と不妊外来が併設してあるため、息子を連れていく場合は産婦人科の待合室で待つことになっています。
時には不妊のドクターがわざわざ産婦人科の待合室まで来てくださって、空いている診察台で問診や内診をなってくれます。
スタッフさんにもご迷惑を掛けながら通院している訳ですね。申し訳ないです。
さて、文字ばかり長くなりましたが年末年始の休暇に入っていらっしゃる方も多いことと思います。
わが家はよっこいさんが連日休日出勤をしていまして、今日(12月30日)もお仕事に行くそうです。
息子はパパが恋しくて「パパはどこ~」とソファの下をのぞいて探したりしています(笑)
29日の昨日はやむを得ず横浜へ行かなければならず、息子を連れているので感染症の怖い私は電車を使わずわざわざバスを使ったり、人の少ない道を選んで歩いたりしました。
何も罹患していないと良いのですが・・・
朝9時半でしたが髙島屋さんの前にはかなりの人が並んでいて、年末を感じました。
用事を済ませている時にそばにいた方が「高島屋の食品フロアが人で溢れてすごいことになってた」と話されていましたよ。
今日はお正月のお買い物をされる方も多くいらっしゃると思いますが、マスク必須と、着脱しやすい服でお出かけくださいね☆デパートって暑いですもんね、なんでだろ(笑)
では、明日も更新できたらいいな。